2018/11/28

【編集後記】AIoT勉強会体験記/ラズパイで自動議事録作成

皆さんこんにちは! TechEyesOnline事務局のミゲル山本です。

前回に続き、社内イベント「AIoT勉強会(AIとIoTでAIoT)第二回」に参加してきました。

今回は「ラズパイで自動議事録作成!」です。(*ラズパイ:ラズベリーパイの略称)


う~ん、途中で方向転換!!


某日、主催者 Hさんから『ミゲルさん、今度はラズパイで自動議事録作成デバイスを作りますよ!』と誘われ、ノコノコと参加してきました。

自動で議事録を作るなんて、ドラ○もんの秘密道具みたいですよね!


事前に聞いた参考サイトを覗いてみると...前回よりもパワーアップした内容っぽいです。

『Linuxの設定とかもいっぱいあって大変そう。けど、他の参加者やHさんがしっかりやるだろう・・・』 なんて他人任せで当日に挑みました。


さて当日。

軽くみんなで自己紹介したあと、今日のゴールと工程を主催者 Hさんが説明してスタートです。
(なんと、今回はHさんも事前に試していないとのコト。大丈夫でしょうか??)


    【今日のゴール】
  • ラズパイで会話から自動議事録作成
    【工程】
  1. Google AIYとハードウェアの設定
  2. Google Cloud Speechのカスタマイズ
  3. AquesTalkによる日本語発話
  4. 特定文字検出と議事録テンプレートを作る
  5. メール送付機能を付けて、議事録作成装置を作り上げる
    【やり方】
  • モブプログラミングで実施

構成図

構成図
(クリックして拡大)

■モブプログラミング!
ここで、『モブプログラミングってなに?』と思う読者のための簡単な説明です。
参加者全員で一つの画面を見て、議論しながら作業する手法の様です。

  • 最初に目標、目的を共有し、ゴール、終了時間を設定する。
  • 1つのモニターを使って、1人が操作者になり「〇〇のために、〇〇をする」など考えを口にしながら作業する。
  • 他のメンバーは、それを「あーではないか、こーならどうか」など支援する。
  • 否定・批判はしない。(大事!)
  • 一定間隔で役割を交代する。(10分交代など)
  • 最後に「ふりかえる」(これも大事!)

みんなでワイワイ

みんなでワイワイ。否定はダメですよ~

実際にやってみると色々と効果を実感します。

  • 記載ミスなどのケアレスミス発見がとても早い(皆が見ていますからね。)
  • 問題が発生したときの対処時間が早い(皆から案が色々出てきます。)
  • 自分が思いもよらなかった方法を勉強できる(「こんなやり方があったんだ!」と思うことしばしば。)

"プログラム"と名がついていますが、様々な作業でも使えます。
チームの技術力の底上げ、ノウハウの共有に役立つ手法です。


さて、話を戻します。


うまくいかな~い


頑張って設定やらなにやらを行っていましたが、どうもうまくいきません。
みんなで色々な対策案を調べた結果、Google Cloud Speechを使うにはクレジットカード情報が必要なことが判明!

クレジットカード番号入力画面

クレジットカード番号入力画面・・・ Oh My Got!
(クリックして拡大)

そのときミゲルは見た!
Hさんが財布から自分のクレジットカードを出すところを!
さすが男気たっぷりなHさん!!


...なんてことにはならず、途中で断念。方向転換を余儀なくされました。 (そりゃ、そうですよね。)