圧力キャリブレータ
圧力計のメンテナンスや工場検査工程での計測・校正作業を行う測定器。海外製の計測器が多い。代表はベーカーヒューズ。Druck(ドラック)の圧力計、圧力校正器がGE(ゼネラルエレクトリック)グループに吸収され、「GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ 」の会社名で販売されてきたが、さらにGEからBaker Hughes(ベーカーヒューズ)が大株主となった。会社名はベーカーヒューズだが、ブランドとしてはDruckが有名で、現在もブランドは健在。フルークもラインアップが多い。温度・露点計測器が有名なMichell(ミッシェル)も圧力計をつくっている。国産では横河計測の圧力キャリブレータが、「コンパクトキャル」などの品名で販売されている。大型プラントの代表である原子力発電所は、定期点検の期間を13か月ごと、と法律で規定しているため、定期点検で数多くの圧力キャリブレータが必要になる。日本の原発で採用されているのはドラックと横河の2社が多い。フルークやミッシェルも使われている。