半固定抵抗器
(trimmer)
電子部品の抵抗器の1種。抵抗値を微調整できる。抵抗値は決まっている(固定)が、微調整で可変できる。部品のばらつきの調整や、回路の微調整が必要な箇所に使われる。調整が終わったら固定され(調整用のつまみを可変できないようにする)、使用中に可変することは無い。つまり機器が動作中は固定だが、機器の完成前は可変できるので半固定と呼んでいる。別名、トリミング抵抗器、トリマポテンショメータなどとも呼ばれる。半固定抵抗器や可変抵抗器を英語圏ではポテンショメータ(potentiometer)と総称している。
使い方には、電圧の分圧器として3端子で使う(電圧調整)場合と、可変抵抗器として2端子で使う(電流調整)場合などがある。
参考用語:トリマ、可変抵抗器、半固定コンデンサ