バナナプラグ
(banana plug)デジタルマルチメータ(DMM)のテストリード(DUTとDMMをつなぐ測定ケーブル)でDMM側のコネクタに使われている。DMM側でバナナプラグ(オス)に勘合するメス側コネクタはバインディングポストと呼ばれる。直流安定化電源の出力端子やコンパクトキャル(プロセス用の電流電圧発生器&モニタ)の入力端子もバインディングポストなので、バナナプラグの付いたケーブル(バナナケーブルと呼ばれる)で接続する。プラグの形状がバナナに似ているためこの名前がある。オーディオのスピーカの端子も通常はバナナケーブルでつなぐ。低周波の計測器ではBNCと並び、よく使うコネクタである。バナナクリップというと主に女性が髪を束ねるバナナ形状のヘアーバンドで、計測器などの機器に使うコネクタではない(クリップも計測器で使用されることがある用語なので勘違いしやすい)。参考記事:技術情報・レポート/コラムの“「接続ケーブル、コネクタ」 その2(低周波編)” https://www.techeyesonline.com/tech-column/detail/Basic-Topics-035/