データ・パターン・ジェネレータ
テクトロニクスの冊子「信号発生器のすべて」の用語解説には「信号発生器の一種で、単一または複数のデジタル・パターン・ストリームを生成する。パターン・ジェネレータやデータ・ジェネレータとも呼ばれる。」とある。つまり、「データ・パターン・ジェネレータ」は略して「データ・ジェネレータ」や「パターン・ジェネレータ」と呼ばれ、3つは同じである、と読み取れる。ただし、デジタルのパターン(ロジック・パターンとしてのパルス列)を出力する信号発生器は一般に「パターンジェネレータ」と呼ばれている。テクトロニクスのHPで「データ・パターン・ジェネレータ」を検索してもヒットせず、そのような品名の現役モデルはない(2022年3月現在)。同社はパターンジェネレータをデータジェネレータという品名で発売していた(たとえばDG2020など、2022年3月現在は生産中止)。そのような背景から、過去にはデータ・パターン・ジェネレータというパターンジェネレータが存在した可能性がある。