計測関連用語集

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詳細説明

データジェネレータ

読み方:

でーたじぇねれーた

カテゴリー:

#信号発生器(汎用)

(data generator)
パターンジェネレータの別名。テクトロニクスの品名に多く、以前はDG2020などのモデルがあった(現在は生産中止)。データジェネレータの明確な定義は難しく、データジェネレータの例として、キーサイト・テクノロジーのパルスジェネレータやテクトロニクスのAFG(任意波形/ファンクションジェネレータ)が紹介されているケースがある。
テクトロニクスのデータジェネレータの現役モデルがなくなって以来、この品名のモデルはほとんど見当たらない(2022年3月)。キーサイト・テクノロジーのパルスジェネレータ(PG)のごく一部に「パルス・データ・ジェネレータ」という品名のモデルがある。またすでに生産中止だが、Keysight 80000データジェネレータシステムはメインフレームにE29xxA発生器モジュールを組み合わせる製品だった。この製品の概説には「デバイスを試験するために複数のデータ入力ラインが必要なとき、所望のエッジ配置が1 GHzまでできる高速データ発生器プラットフォーム。Keysight 80000のPRBS機能とKeysight 54120 シリーズオシロスコープアイパターン評価、またはKeysight 71600シリーズBERTにより、迅速な性能検証が可能。」とあるので、デバイス評価用の特殊なパターンジェネレータをデータジェネレータと呼称していたのかもしれない(現在は2社ともに現役モデルがないので不詳)。余談だがテクトロニクスにはデータ・タイミング・ジェネレータDTG5000というモデルもあった(現在は生産中止)。
岩崎通信機にはDG-8000パターン・ジェネレータなるモデルがある。形名がDGだが、同社はパターンジェネレータと称していて、データジェネレータとは表記していない(形名がTG-8000でなくDG-8000なのは、きっとTGは別の機種群で使ってしまったためと思われるが、テクトロニクスのDGとまぎらわしい形名である)。

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