セントロニクス
(centronics)
1970年代から最近まで使われていた、コンピュータ本体と周辺機器を接続するパラレル通信の規格。一回の伝送動作で8ビットのデータを伝送した。コネクタ形状は36ピンのアンフェノール(D-subコネクタ)で、シールドされていた。
1970年代にCentronics Data Computer社(セントロニクス社)によって開発されたので、「セントロニクス」と呼称される。1980年代にはパソコンとプリンタをつなぐ方式として広く普及し、1984年にはこの仕様をベースとして国際規格のIEEE 1284が策定されている。プリンタ用のデファクトとして普及したので別名:プリンタ用インタフェースとも呼ばれた。プリンタの接続ケーブルを「セントロ」と呼んでいた。現在はUSBに取って代わられたので、古いプリンタのインタフェースである。
参考用語:でぶ・・1980年代から1990年代に普及したプリンタ用のバッファ機器。