サイバー攻撃
ネットワークを経由した、コンピュータへの攻撃。ネットワークが発達し、個々のコンピュータがつながり、企業の大事なデータが電子化されたことで、ネットワーク経由で企業の情報を盗むなどの犯罪が起きるようになった。ウイルスなどを使った攻撃は日々進化して、防御する側とのいたちごっこが続いている。計測器の技術商社である東洋テクニカは、情報通信システムソリューション部がセキュリティ関連製品を取り扱ってきたが、2016年11月にはじめての社内カンパニー“セキュリティー&ラボカンパニー(SLC)”を設立した。クラウドを使ったセキュリティーサービスの提供を推進している。インターネットの黎明〜普及期にIP負荷試験器、SmartBit(スマートビット)で名をはせたSpilent(スパイレント)社も現在はホワイトハッカーを抱えるセキュリティソフトの会社である(計測器としての負荷試験器は公共通信以外の分野で一部、残っている)。情報通信系の計測器メーカが異業種であるセキュリティー会社に変貌した例と言える。