コモンモードノイズ
(common mode noise)
ノイズの種類を伝搬モードで分類すると、コモンモードノイズとノーマルモードノイズがある。コモンモードノイズは、他の電気信号とは違い、2本の導体を同じ向きに流れて、フレームグランド
(FG)やアースを介してノイズ源に戻ってくる伝搬モードである。電源ラインや信号ラインとグランド(GND)間に発生するノイズである。表記は「コモンモード・ノイズ」も見かける。
USB、HDMIなどの、近年普及したシリアル通信はコモンモードノイズの影響を受けないように伝送方式は差動を採用している。