ケルビン接続
(Kelvin Connection)
低抵抗測定などで使われる、DUTと計測器の接続方法。電流測定端子と電圧測定端子を分けてセンシングする。端子が4つあるため、4端子接続や4端子法とも呼ばれる。ケルビン・ダブルブリッジを構成して、精密測定を行う接続方法。デジタルマルチメータ(DMM)やSMU(Sorce Measure Unit)で使われる測定(接続)方法。LCRメータの測定治具であるテストフィクスチャやテストリードは4端子接続である。電圧検出線をセンス(sence)、電流検出線をフォース(force)と呼ぶこともある。温度の単位のケルビン(K、絶対温度)で知られる英国の物理学者、ケルビンの考案。
参考記事: LCRメータの基礎と概要 (第2回)の2ページ目・・【ミニ解説】でケルビン接続を図解。