計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

詳細説明

spectrum

読み方:

すぺくとる

カテゴリー:

#科学分析機器 #スペクトラムアナライザ #光測定器

spectrumは元々、「連続体」や「幅広い範囲」を意味する。科学の分野では、光のスペクトル(虹色のグラデーション)や波の範囲などの、「滑らかに変化する現象」を指している。英語のspectrumは、日本語では「スペクトル」と「スペクトラム」の2つの表記(表現)がある。
計測の用語としては、ある物理量の数値ごとの大きさを示したもの。たとえば周波数ごとの数値を示した「周波数スペクトル」は周波数特性(周波数ごとに分解した大きさを周波数の順番に並べて、周波数による特性を示したグラフ、f特)のことである。無線信号(RFなどの電波)の周波数スペクトルを表示する測定器は(スペクトルアナライザではなく)スペクトラムアナライザ(スペアナ)と呼ばれている。

科学分野ではスペクトルの方がスペクトラムよりも多く使われると筆者は感じる(そのため本稿の読み方は「スペクトル」とした)。以下のような違いが説明されているが、あくまで一例で、筆者は信憑性を疑っている。
イメージ:「スペクトルは成分の分解、分布(固定的)、スペクトラムは連続体、範囲(グラデーション)。」
分野:「スペクトルは理学・工学(物理、化学、分光、分析)、スペクトラムは医学、心理学、社会学、概念的な表現。」 この解釈では物理量は「スペクトル」だが、物理の最も基本の1つである周波数のspectrumを測定するのは(スペクトルアナライザではなく)スペクトラムアナライザで、また基本の1つの「光」を分光したのは(スペクトラムではなく)スペクトルである。理工学という科学分野だけでも使い方が統一されていない。スペクトルとスペクトラムの違いを説明するのは難しい。通信計測器の最も基本的なモデル(機種群、カテゴリー)であるスペアナがなぜスペクトルアナライザでなくスペクトラムアナライザなのか、歴史ある老舗の大手メーカの方にご教授を賜りたい。

参考記事
計測器情報
オートモーティブウィーク 自動車関連16記事が4冊の電子ブックになりました!