VVVF
(Variable Voltage Variable Frequency) 直訳すると「可変電圧可変周波数」。交流モータ用の電源で、電圧と周波数を自由に変化できる機能がある。モータ用のインバータ(直流を交流に変える装置)ともいえるので、VVVFインバータとも呼ばれる。特に電車の制御に導入されている。電圧と周波数を変えることでモータの回転数(加速や減速)を制御する。そのため、一般にVVVFというと鉄道の装置といえるが、実体はインバータ、電源の1種である。パワーエレクトロニクスの進歩によって現在の鉄道車両(電車)に普及したインバータの1方式ということもできる。