計測関連用語集

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詳細説明

VVVF電源

読み方:

ぶいぶいぶいえふでんげん

カテゴリー:

#電源装置

(Variable Voltage Variable Frequency power supply)
国産の計測用電源で有名な高砂製作所は「交流電源」の用語解説で以下のように述べている。
VVVF電源とは、主にモータインバータ電源に用いられる用語で、可変電圧・可変周波数の電源のこと。「VVVFインバータ」ともいう。厳密にはCVCFの対義語ではない。VVVFはモータ類の回転負荷に合わせて周波数電圧を最適状態に可変するのが主目的の電源だが、CVCF電源では、特定の電圧・周波数設定時においても電圧、周波数が連続可変(スイープ)中でも負荷変動等に対して影響されず安定して供給することを主眼に置いた電源である。

VVVF電源は鉄道車両に導入されている。交流モータで走行する電車はVVVF電源によってインバータを制御してモータの回転数を変え、電車の速度を可変している。2016年3月から本格的な営業運転を開始した山手線E235系電車には、当時の最新のSiCを採用した三菱電機製のVVVF電源が搭載されている。東日本旅客鉄道(JR東日本)は2025年9月に次ような発表をした。「三菱電機が開発中の次世代車両駆動用インバータ装置(次世代VVVFインバータ)を山手線E235系電車に試験搭載し、2026年2月ごろまで評価・確認を行う。」パワー半導体の進歩によってSiCの性能が向上し、三菱電機は従来装置に比べ体積を約60%削減し、質量をほぼ半減したVVVF電源を開発した。装置が小型軽量になったことでスライドレール方式の取り付けになるという。車両の床下に取り付けられた大型の箱だったVVVF電源の様相が変わることになる。鉄道マニアも無関心ではいられないニュースである。

参考用語
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