Typhoon HIL
Typhoon HIL社は同社HPで「パワーエレクトロニクス(電力変換機器)や電気自動車(EV)、マイクログリッドなどの開発・テストに特化した、超高速なリアルタイムHILS(Hardware-in-the-Loop Simulator)のシステムおよび開発メーカ」と述べている。
パワエレの代表メーカであるMywayプラスが販売しているHILSの製品名でもある。汎用HILSは多くのメーカがつくっているが、パワエレに特化した(パワエレ技術者向けの)HILSである。たとえば自動車向けのHILSはエー・アンド・デイやdSPACEがつくっている。高砂製作所を傘下にしたアンリツの環境計測カンパニーも2025年に自動車向けのHILSを発表している。
Typhoon HILは米国のHILS専業メーカの会社名だが、Mywayプラスは製品名にしている。2017年頃に日本の販売店を探していたTyphoon HIL社は、東京都立大学の清水先生の紹介でMywayプラスと契約した。同社がパワエレ用の回路シミュレータ PSIM(ピーシム)で大きな実績があったことが紹介の背景にあると推測される。同社が取り扱いを開始した2017年と、数年の販売実績を経た2023年にTechEyesOnlineは取材をしている。2つの取材記事を比較すると面白い。
Typhoon HILの日本法人はないが、Mywayプラスの技術者が「認定サポートエンジニア」として活動している。電気学会 全国大会 附設展示会ではPWEL(日本パワーエレクトロニクス協会)も含めた3社は常連の出展社である。
Mywayプラスの事業は大きく3つあり、開発ツール(PSIMや、モデルベース開発のツールであるTyphoon HILなど)、試験用電源・バッテリ充放電試験システム(電力回生型双方向電源のAPL2やpCUBEなど)、モータやインバータの評価システム(インバータエミュレータ pMOTION、リアクトル評価装置、モータエミュレータ)である。
2025年3月の電気学会 全国大会 附設展示会




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