TekProbe
テクトロニクスが1969年に発売したオシロスコープのプローブ・インタフェースの名称。、つないだプローブの減衰比や型名をオシロスコープが自動的に認識した(LEVEL1)。1986年発売のTekProbe(LEVEL2)はTDS300/400/500/600/700からTDS3000B/C、TDS5000/B、TDS7000まで、ほとんどのTDSシリーズに採用され、アクティブプローブへの電源供給やオフセット調整ができた。
2006年にTekVPIが登場し、同社のプローブ・インタフェースの主流はこちらになった。ただし、現在でもTekProbeのプローブは多く使われているので、TekProbeプローブをTekVPI対応のオシロスコープで使えるように、「TPA-BNC型TekVPIインタフェース・アダプタ」がある。
テクトロニクス以外も変換アダプタを発売している。キーサイト・テクノロジーの「N2744A T2Aプローブ・インタフェース・アダプタ」は同社のプローブ・インタフェースAutoProbeにTekProbe(LEVEL2)を変換する。つまり、市場でいまだに現役(多く使われている)テクトロニクスのTekProbeプローブをキーサイト・テクノロジーのオシロスコープで使うためのインタフェース変換アダプタである。レクロイの「TPA10 プローブ・アダプタ」は、同社のプローブ・インタフェースProBusにTekProbe(LEVEL2)から変換する。大手2社がこのような変換アダプタをつくっていることは、TekProbeが広く普及して使用されていることを物語っている。
テクトロニクスにはTekProbe(LEVEL2)プローブに電源を供給するアクセサリとして「1103 Probe Power Supply」(アクティブプローブ用の電源、「FETプローブ電源」などと呼称)がある(1999年頃の発売)。1103は2本のプローブに電源供給でき、測定信号の出力端子(BNCコネクタ)も2つある。そのため、1103を経由してBNCケーブルでTekProbeをオシロスコープの入力端子(BNC)につなぐことができる。つまり1103によってTekProbe対応でないオシロスコープでもTekProbeプローブで測定ができる。ただし、測定信号(BNC)以外のTekProbeの機能は失われる(使えない)ことはいうまでもない。

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