計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

詳細説明

SPDT

読み方:

えすぴーでぃーてぃー

カテゴリー:

#データ集録機器 #ネットワークアナライザ #無線/移動体測定器

(Single-Pole Double-Throw)
電気機器や電子回路に使われる最も一般的な、基本的な構造の切り替え器。1つの入力(コモン)を2つの出力(A/B)間で切り替える3端子スイッチ。3つの端子がある電子部品で、1つの端子を他の2端子のどちらかに接続を切り替える機能を持つ。スイッチを作動させると、回路が完全に遮断されずに一方から他方へ切り替わる(瞬断がないことが重要)。日本語にすると「単極双投」。「単極(Single Pole)」が1つの入力、「双投(Double Throw)」が2つの出力(接点)を指す。
用途は様々あり、切り替え:2つの電源(たとえばACアダプタとバッテリ)の一方を選択して機器に供給する。モータの極性変換: 2つのSPDTスイッチを組み合わせ、DCモータの正転・逆転(方向制御)を行う。照明の3ウェイ回路: 2つの離れた場所((階段の上下など)から1台の照明をオン/オフする。
このように宅内から産業用途まで、各種の電気製品、工業機器にSPDTは導入されている。

キーサイト・テクノロジーアンリツが、マイクロ波などの高周波製品にSPDTを品名に付けたスイッチ製品をラインアップしている。つまりSPDTは計測器で使用される用語といえる。

関連用語(そのほかのスイッチ)に以下がある。
・SPST (Single-Pole Single-Throw): 単極単投。オン/オフだけの単純なスイッチ。
・DPDT (Double-Pole Double-Throw): 双極双投。SPDTが2つあり、2つの回路を同時に切り替えできる。
・NC (Normally Closed): 通常閉。スイッチを押すと開く。押すことで回路を遮断する。
・NO (Normally Open): 通常開。スイッチを押すと閉じる。押すことで回路を導通させる。

スイッチの1種であるリレーでは、SPDTはc接点に相当する(TechEyesOnlineの記事「リレー ~ 電気をつなぐ技術 ~」が詳しい)。
似たことばにSPD(サージ防護デバイス、避雷器)があるが、まったくSPDTとは関係が無い。

参考記事
計測器情報
計測器中古市開催中