SI単位
(International System of Units)
国際単位系の別名。SI単位系やSI単位、SIなどと呼ばれる。SI単位系とは、1960年の国際度量衡総会(メートル条約加盟国の国際会議)で決議された単位系。フランス語の国際単位系「Système International d'unités」の頭2文字を略記している。
物理量の単位はなるべくSI単位を使うことが世界的に進み、2000年頃に計測器の単位表示が従来のものからSI単位表示に変わった計測器がある。たとえば気圧の単位はbar(バール)からPa(パスカル)になった。圧力計(マノメータ)の製品カタログには「SI単位対応」という記述があった。従来から使い慣れた単位であるbarが変更になるときには、このように計測器メーカはユーザに告知をした。「古いbar表示の製品は○○までに注文を受けた場合が最後の生産です」、などの説明をメーカの営業が当時していた。