ROMイレーサ
(ROM eraser)
EPROM(Erasable Programmable ROM)のデータ消去をする紫外線照射機器。EPROMはデバイス上面の中央(チップの上部)に窓があり内部が見える。書き込んだ後は窓にシールを貼って塞ぐが、書き直しする際は、シールを剥がしてROMイレーサ内部に入れて、紫外線を(窓を通してチップに)照射すると、データが消去できる。
ROMライタ(ROMプログラマ)の関連製品(アクセサリの測定器)であるが、ROMライタメーカではなく紫外線機器のメーカからも発売されている(ROMライタをつくっていた計測器メーカは、アクセサリとしてラインアップしていたのはあまり多くなかった)。紫外線の照射機器は当サイトのカテゴリ(機種分類)では科学分析機器だが、EPROMのデータ消去に特化した、ROMライタの関連製品である。
製品名は「イレーサ―」が多く見受けられるが、外来語のカタカナ表記を定めた文化庁のガイドレインに従い、当サイトでは「イレーサ」にしている。