PHS
(Personal Handy-phone System)
設備や仕様を簡略化し、通話料を低く押さえた携帯電話の一種。NTTドコモが開発したデジタル・コードレス電話をベースにした簡易型携帯電話。屋外で使用する携帯電話としても使われたが、企業内の内線電話機を携帯型に変えるときに多く導入された。PHSは「ピッチ」の愛称で呼ばれた。
1993年~1996年にポケベルが爆発的に契約者数を伸ばし、1997年以降は激減する。PHSはポケベルに代わるように1990年代後半に加入者数を伸ばしたが、携帯電話(ガラケー)の普及で2000年以降は契約者数が減少し、2021年にサービスを終了している。契約者数の推移は、1990年代後半に数百万から1,000万まで普及、2000年代に入り減少、2020年3月末時点で約162万、2021年1月末にすべての個人向けサービスを終了(法人向けの契約は残っている)。
PHSを企業内の電話端末として使うと、1人対複数人の通話など、便利な機能があった。2020年代にはオフィスのPCで、マイクやカメラを使ったオンライン画像通話が普及していて、企業内の内線端末はほぼ消滅状態である。
PHS用の端末測定器、フィールドテスタなどは以下のモデルがあった。
・PHS携帯電話テスタ MT2608A、PHSメジャリングレシーバ ML5661A(アンリツ)
・PHSフィールドテスタ SD-80 (岩崎通信機)
・PHS測定パーソナリティ 85726B (キーサイト・テクノロジー)、8590Eシリーズ スペクトラムアナライザと併用。
・PHSハンディアナライザ PHS35L(シバソク)
・PHSハンディフィールドアナライザ LF970、PHSフィールドプロトコルアナライザ LF961(リーダー電子)
・AE5135プロアナ用PHS関連ソフト AE5702/5707/5922など(安藤電気、現横河計測)
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