OSA
(Optical Spectrum Analyzer)
光測定器の基本測定器である光スペクトラムアナライザの略記。
光測定器は一般的な電気の測定器で電力を測定するデジタルパワーメータや高周波電力計に相当する光パワーメータ(略記OPM:Optical Power Meter)や、スペクトルを表示するスペクトラムアナライザ(スペアナ)に相当する光スペクトラムアナライザなどの基本測定器がある。電気(商用周波数やRF)ではなく光通信であることをOPMやOSAという略記で示している。パワーメータをPM、スペアナをSAと略記することに倣ったと思われる。光通信測定器メーカである横河計測(旧安藤電気)や海外のThorlabs(ソーラボ)などでOSAという表現が散見される。
1990年代にはキーサイト・テクノロジーやアドバンテストもOSAをつくっていたが、キーサイト・テクノロジーは2000年頃の光海底ケーブルバブル後に生産を中止、アドバンテストは2010年頃に通信計測器からの撤退で同じく生産中止。安藤電気と並ぶ電電ファミリーで光通信用の測定器をNTTに納めてきたアンリツは1モデルを継続している(2024年現在のモデルは通信の波長に特化したMS9740B)。安藤電気はキーサイト・テクノロジー同様に光海底ケーブルバブルの影響を受け2000年代に横河電機の傘下になったが、当時すでにキーサイト・テクノロジーに並ぶ世界トップクラスの光計測器メーカになっていた。その後、OSAのラインアップを増やし続け、世界トップのOSAをつくり続けている(モデルの変遷は以下の参考記事が詳しい)。キーサイト・テクノロジーはOSAやOTDRは撤退したが、光部品の評価ソリューションは継続し、光導波路などの光電融合の光測定器(偏波アナライザなど)を揃えている(以下の参考記事Keysight Worldが詳しい)。



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