ORP計
ORP:Oxidation-Reduction Potential。ORPとは酸化(Oxidation)と還元(Reduction)が起こるとき、電子の移動で電位(Potential)が生じること。日本語では酸化還元電位。ORP計の別名は「酸化還元電位差計」。ORPを測定するのがORP計。単位は[mV]。酸化還元反応はメッキの排水処理などプロセスの工程で起きる化学反応の1種。そのため、プロセスオートメーション(計装)の会社である横河電機にはORP計がある。電気化学センサのpHセンサを使ったpH計をつくっている東亜ディーケーケー株式会社は、ORPセンサが使える水質計もつくっている。同社の水質計(ORPセンサ付き)はORP計ともいえる。
参考記事(会員専用):【展示会レポート】IIFES(アイアイフェス)2022の3ページ目・・東亜ディーケーケーの水質計を取材。
計測器情報:ORPが名前に付く製品の例、東亜ディーケーケーの水質計