計測関連用語集

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詳細説明

LTE

読み方:

えるてぃーいー

カテゴリー:

#無線/移動体測定器

(Long Term Evolution)
3G(第3世代移動通信システム、第3世代携帯電話)を「長期的に進化」させ、4Gに使われている通信規格。3Gと4Gの中間規格として登場し(※)、当初は3.9Gと呼称したが、現在は4Gと同義。業界関係者は4GをLTEと表現することが多い(たとえば疑似基地局などの無線通信計測器)。通信事業会社(キャリア)と契約しているスマホやタブレットは、利用している通信規格(3G、4G、5Gなど)をディスプレイ上部で確認できる。以前は「LTE」と表示されていたが、現在はほとんどのキャリアが「4G」の表記に統一している。

(※) 2009年3月に3GPP15で策定されたLTE16について、2010年にNTTドコモが、2012年にソフトバンクなどが商用サービスを開始した。NTTドコモは2011年にはデータ通信端末向けのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」を始め、2012年には対象をスマートフォンに拡大した。 ソフトバンクは2012年に「TD-LTE」に限定したサービス「SoftBank 4G」を始めた。
2010年にドコモが「ドコモLTE-Xi」、2012年にソフトバンクモバイルが「SoftBank 4G LTE」、KDDIが「au 4G LTE」を開始した。これらを4G LTEと呼ぶが、現在はLTEではなく単に4Gと呼ばれているのは前述の通りである。計測器はキャリアのサービスが開催される前に開発されるので、4GよりもLTEの名称を使っていることが多い。エイビットのAQ-M800の品名は「LTEエアプロトコルアナライザ」である。このモデルはLTE規格に準拠した計測器として開発・発売され、LTEが4Gになった現在でも「LTE準拠」であることを名称にしていて、特長などの説明には「4G」の表記は全くない。

参考用語
参考記事
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