IEEE1588
イーサネット用の時刻同期プロトコル。IEEEは2002年にバージョン1、2008年にバージョン2(IEEE1588v2)を策定し、映像・音声や電力、通信、FAなどの広範なシステムの同期通信で使われている。同期精度は1μs〜100μs。レイヤ2(データリンク層)のMAC(Media Access Control)フレーム上、またはUDP(User Datagram Protocol)にPTP(Precision Time Protocol)がある。そのため、IEEE 1588が規定する時刻同期機能をPTPと呼称していることが多い。2017年の国際画像機器展(産業用カメラと画像処理の展示会。テーマ:マシンビジョン)では、複数のカメラをμ秒オーダで同期させるデモをソニーが行っている(以下の記事が詳しい)。
ケーブルメーカの平河ヒューテック株式会社にはデバイス事業部があり、放送のネットワーク機器をつくっている。放送業界のIPネットワークではマスタ装置からサブ装置に映像・音声を分配するが、PTPで同期情報を送っている。同社の「PTP L2スイッチ」はOCXOを内蔵し、SEIKOなどのグランドマスタから基準時刻をもらって動作できることが特長になっている。これは放送ネットワークで映像・音声にIEEE1588が使われる例である。

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