I/O-Link
国際規格のIEC 61131-9に準拠した通信技術(フィールドバス)の1種。工場などの生産現場にあるセンサ、アクチュエータなどを1本の標準ケーブルでつなぎ、上位ネットワーク(PROFIBUS、PROFINETなど)に接続する。3芯ケーブル1本で機器に接続できるので、配線コストの削減やトラブル箇所の特定に利点がある。IO-Linkは端末レベルのデータ可視化や設定に特化し、PROFIBUSはシステム全体の通信を担う。
PI(PROFIBUS & PROFINET International)傘下のIO-Link協会(IO-Link Community)がIO-Linkを管理・運営している。日本にはNPO法人 日本プロフィバス協会があり、国内でのPI技術(IO-Link含む)の普及活動を行っている。IO-Link協会はIO-Link技術の管理・運営を担うコンソーシアムとして2010年に設立され、「IO-Linkコミュニティ ジャパン」の代表は日本プロフバス協会の会長が兼務している(2025年11月現在)。PIはIO-Link協会が所属する上位の国際団体で、PROFINETなどの産業用通信技術を管轄している。
PROFIBUSは欧州発祥で世界に広まった代表的なフィールドバスで、PLC、インバータ、IO(入出力)ブロックなどを2芯の専用シールドケーブルでつなぎ、高速・大容量、長距離通信で、生産ライン全体を制御する。IO-Linkはセンサ、アクチュエータ、ハブを簡便で安価なピアツーピア通信で、パラメータ設定やリアルタイム監視を行う。PROFIBUSを補完する規格としてIO-Linkがあるといえる。
IIFES 2025の日本プロフィバス協会ブース


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