HP-IB
(Hewlett Packard Interface Bus)
計測器の自動計測を目的として、HP(Hewlett Packard、ヒューレット・パッカード、現キーサイト・テクノロジー)がコンピュータと計測器を接続するためのインタフェース仕様として開発した。後に正式な規格として認証され、現在のGP-IB(General Purpose Interface Bus)の元となった。
今ではHP-IBという呼び方はほとんど聞かないが、HPが計測器の世界的No.1メーカであり、最先端の開発をしていたことを伺わせる。計測器はほとんどスタンドアロンだが、PC接続を前提とした計測器(PC接続型)に、モジュール式計測器があり、PXIなどの製品群が、現在のキーサイト・テクノロジーには充実している。
表記はHPIBやHP IBもあるが、HP-IBの方が多いと筆者は思う。GP-IBもGPIBやGP IBという表記もある。HPIBでなくHP-IBという表記がされる(中央に-を書く)理由は不明。