GMSL
(Gigabit Multimedia Serial Link)
車載向けの高速伝送技術。ADAS(エーダス)などで車載カメラからの映像信号のインタフェース規格として実績がある。様々なIC製品をラインアップするMaxim Integrated(略称:マキシム)社が開発した技術だが、Maxim社は2022年にAnalog Devices(アナログ・デバイセズ、ADI)に吸収され、子会社となったので、GMSLはADI製品としてPR(告知)されている。車載の高速カメラI/Fとしてはトップシェアである(2024年現在)。
カメラなどから出力されるパラレル信号をシリアライザでシリアル信号に変換し、クロック信号をデータラインに重畳することで、1本線での高速伝送を低遅延で実現する、SerDes(サーデス)技術の1種。MIPI(ミピー)が車載カメラを主要な用途として2020年にA-PHYを策定し、ネットビジョン社がA-PHYのSerDesデバイスを、日本ケミコンがA-PHY対応カメラモジュールを2023年に発売し、GMSLの競合として登場している。ソニーはGMSLに対抗するGVIFという規格を製品化している。自動車用のカメラの高速通信規格として、GMSLは一番先行して販売実績があるが、その他の規格が(活況な自動車のネットワーク市場を狙って)追っている。

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