計測関連用語集

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詳細説明

Canalyzer

読み方:

きゃならいざー

カテゴリー:

#プロトコルアナライザ

VECTOR(ベクター、ドイツ本社)社のCANプロトコルアナライザ(バスアナライザ)の通称。CANバスアナライザといえばCanalyzerというほど業界標準。あまりに1強のため、独占的な販売戦略がとられた。販売は直販が原則で、VECTOR社がすべての販売先(顧客)を把握するという運用がされた。そのためベクター・ジャパンも日本の計測器レンタル会社にはレンタル商材として販売していない(ドイツ本社の方針、と説明された)。プロトコルアナライザはレンタルされる頻度が高いカテゴリーの計測器であるが、顧客がどんなに要望してもVECTER社はこの方針を貫いた。顧客への計測器の導入が進み、販売が頭打ち(または減少)になったと推定する2010年頃にベクター・ジャパンから計測器レンタル会社に販売を解禁する旨の動きがあったが、結局は実現しなかった。現在はCanalyzerはVECTOR社の主力製品ではなく、同社は計測器としてはデータロガーなどを発売している(2010年代後半の展示会に新製品を展示)。CANの普及によってCANプロトコルアナライザの需要も減少し、現在は新品のCANアナライザはほとんど販売されていない(過去の製品群となった)。OSやアプリケーションソフトウェアを頻繁にアップデートするなど、メーカがすべてのユーザを直接管理しないと運用ができない計測器の例といえる。そのような運営上の性格から、計測器レンタル会社には販売しないメーカやモデルが少数ではあるが、現在も存在する。キーエンス社のデータロガーもレンタルでの運用を目的としたレンタル会社への販売を一切行わない(リース、つまり特定の1社が使用する場合は除く)が、その理由を明らかにはされていない。レンタル会社に販売するとメーカの新品販売が阻害され売上が減少する、という神話が計測器レンタルが普及する黎明期にはあったが、ほとんどの計測器メーカがそれはデマ(大いなる誤解)であると気が付き、現在はほとんどの計測器メーカがレンタル会社に販売することで、新品販売の売上増加を実現している。調達手段として購入だけでなくレンタルもできることが、そのモデルの総売上拡大につながっている。

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