BA
(Building Automation)
「ビル・オートメーション」の略記。「ビル内の機器制御の自動化」。ビルの空調や照明、エレベータ、防災・防犯・セキュリティなどの各種設備を自動制御し、一元管理する技術のこと。FA、PA、IAなどと並ぶ、オートメーション分野の1つ。温度・湿度や風速・風量、電力や振動などを様々なセンサを駆使して計測し、ネットワークでリアルタイムに一元監視し、オフィス空間の快適さやビル全体の防犯を行う。BAの実務は電気工事の知見がある保守・警備会社が行うことが多いが、物理量計測や電力測定をしているため、計測器メーカは無縁ではない。風速計の国産トップメーカである日本カノマックスは公共施設(ホール)やビルの計測に深く関わっている。空調メーカと共に空調の保守事業者も同社の顧客である。
計装(工業計器)メーカであるAzbil株式会社(アズビル、旧株式会社山武)はBA大手である。Azbilは同じくBA大手の米国企業、Honeywell(ハネウェル)と提携し、1966年から1998年まで会社名が「山武ハネウエル(株)だった。
オートメーションの国内トップベンダの横河電機は、横河電機製作所(YEW)だった1983年に同業の北辰電機製作所を吸収し、1986年まで会社名が横河北辰電機だった。現在の横河電機はBAよりもFA/IA/PA分野に注力している。工場などのプラントの自動化、プロセス・オートメーション分野で世界を舞台に事業展開している。

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