B-H特性
磁性体の飽和特性。磁束密度B[T(テスラ)]を縦軸、磁界の強さH[A/m(アンペア/メータ)]を横軸にしたグラフ。磁性体にかける磁界Hのかけ方によってBの値は一定ではなくグラフは菱形のようなループになる。これをhysteresis(ヒステリシス、履歴現象)というので、B-Hカーブは別名ヒステリシス曲線、ヒステリシスループとも呼ばれる。B-H特性(B-Hカーブ)の測定器がB-Hカーブアナライザ。計測器メーカは岩崎通信機が有名。B-HアナライザSY-8218/8219はB-H特性だけでなく透磁率も測定できる。