計測関連用語集

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詳細説明

Bトリガ

読み方:

びーとりが

カテゴリー:

#オシロスコープ

(B trigger)
2種類のトリガを設定できるトリガ機能をBトリガと呼ぶが、広帯域オシロスコープのトリガが高機能化・複雑化しているため、ミドルクラスのモデルでも名称(トリガタイプ)がBトリガでない場合もあり、現状では正確な定義が難しい。
通常のトリガには設定(イベント)とアクションがある。たとえばエッジトリガならば、「立ち上がりエッジがトリガレベル○○Vになったら」(イベント)、トリガをかける(アクション)。もう1つ、立ち下がりエッジトリガも設定して、トリガを2種類設定する。1つめの立ち上がりエッジの設定をAイベントと呼び、Aイベントではアクションは起こらない(トリガはかからない)。次いで2つめの立ち下がりトリガ(Bイベント)で初めてトリガがかかる。2つ設定した2番目のイベント(Bイベント)でトリガがかかるので、この機能をBトリガと呼ぶ。
AイベントとBイベントの組み合わせや、その他の条件などが段々と高機能になっていき、現在ではここで説明したような単純な2種類のトリガ設定では済まなくなっている。各メーカのモデルは独自のBトリガ機能を充実させて、トリガタイプ(トリガの名称)も「シーケンス(Bトリガ)」(テクトロニクス 3シリーズMDO)や「エッジ後のエッジ(Bトリガ)」(キーサイト・テクノロジー InfiniiVision 3000G Xシリーズ)のように、ミドルクラスの売れ筋モデルでも、かっこ書きでBトリガになっている。逆に横河計測のDLM3000シリーズは操作パネルに「B TRIG」(Bトリガ)ボタンがあり、積極的にBトリガという名称を使っている。高速オシロスコープのトリガ機能は高度化していて、単純なBトリガではなく「時間遅延トリガ」、「イベント遅延トリガ」などの名称になっている。
このようにBトリガは、ウィンドウトリガ同様に進化を続けている。現在のミドルクラスではこの名称が妥当だが、すでにメーカ/モデルによって機能の内容が異なり、明確にBトリガと命名していないケースもある。

参考用語
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