AC-DCコンバータ
(AC-DC converter)
交流(AC)を直流(DC)に変換する機器。測定器としての直流電源
も広義にはこの機能を有する。一般にACをDCに変換する機器をコンバータ(converter)、反対にDCをACに変える機器をインバータ(IN-conVERTERの略)という。ほとんどの電子機器は直流電源で駆動するため、商用電源(交流)のコンセントから電子機器に電源供給する時はコンバータが必要になる。
通信機器はDC48V駆動が多く、NTTの局舎にある装置にはACからDC48Vをつくるコンバータが備わっている。据置型(ベンチトップ、デスクトップ)の機器は内部に電源回路がありACからDCをつくるが、可搬型(ハンドヘルド、ハンディ)の携帯機器(ノートPCや携帯端末など)はコンバータであるACアダプタを使ってコンセントから給電する。同義語:ACアダプタ。反対語:DC-ACインバータ。コンバータやインバータは電源の1種に分類されることもある機器である。
コンバータの反対の機能があるインバータはモータを効率よく回転(制御)するのに使われる。EVなどの自動車の電動化では、インバータはバッテリ(電池)とともにキーの部位である。またの代表機器でもある。