計測関連用語集

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詳細説明

3P-2P変換アダプタ

読み方:

さんぴんにぴんへんかんあだぷた

カテゴリー:

#その他

(3P-2P conversion adapter)
3Pの電源プラグを2Pの電源プラグ(一般家庭用コンセントの形状)に変換するもの。3P/2P変換アダプタ、2P-3P変換アダプタ、3P-2P変換プラグ、NEMAプラグなどの呼称(表記)もある。計測器などの精密機器はアース線がある3線(3芯)の電源ケーブルを採用している。商用電源の3ピンACコンセントにつないで計測器に電源供給することを想定している。ただし家庭のACコンセントは通常は2P(2穴)のため、計測器に付属している電源ケーブルの先を3Pから2Pに変換するアダプタが必要になる。
欧米などでは、一般家庭用の電圧が200V以上のことが多いため、感電防止の観点から、プラグに接地極を備えた3Pプラグの機器が普及している。日本は100Vのため、通常の家庭のACコンセントは2極(2穴)である。コンセントの3つ目の穴は、感電防止だけでなく電磁波を生む原因となる電場を抑えるために使われる。工場などのノイズが多い環境では機器に3Pで電源供給するのは基本となる。計測器を使う場合も2Pでなく3Pで使用することが望ましい。つまり、2PのACコンセントではなく3Pのコンセントが設備された場所(部屋)で使うことが推奨される。
企業のオフィスにPCが普及するのに伴い、ACコンセントは3Pが標準になった。IT機器用の電源タップ(電源の延長コード)も3P(アース線がある3穴)が多い。3P-2P変換アダプタはサンワサプライやamazonなどで販売している。

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