風量計
(volume flow meter)
風として移動する空気の「量」の測定器。似た測定器の風速計(anemometer)は、風として移動する空気の「速さ」を測定するもの。風量は風速と似ているが定義や単位が違う。風量計は、天井や壁、格子口などの吹出・吸気口の空気量を測定する。
風量は「単位時間あたりに通過(移動)する空気の量(体積)」で、立方メートル毎分(m³/min)や、立方メートル毎時(m³/h)。風速は「1秒間に移動する空気(風)の距離(速さ)」でメートル毎秒(m/s)。換気扇は「1時間あたりに何立方メートルの空気を排気(給気)できるか」(風量)が仕様で示される。風速ではなく風量で規定される。風量と風速の関係は以下の式で表される。
Q(風量) = V(風速) × A(通過面積)
風速計に比べると風量計は少ない印象があるが、両者ともに重要で、使い分けられている。風速計の国産トップベンダ 日本カノマックスにも風量計がある。株式会社佐藤商事のHPには「風量計」が掲載されている。「サトテック 熱線式風速風量計 データロガー AM-4215SD」は「熱線式による風速(風の強さ)、風量、温度(風温)が測定可能」とある(2025年9月)。「サトテックは佐藤商事のブランド(SATOTECHR®)」と説明されている。商社である佐藤商事のメーカとしての自社製品がサトテックであるらしい。
「風量計は風速計と混同されることがあるが、風速計は風速のみを測定する機器で、風量計は風速と風量の両方を測定できる」と説明している計測器販売サイトもある。
.png)