電流プローブ

(current probe)
オシロスコープと測定対象を接続するためのアクセサリ。電流測定用のプローブ。別名、カレントプローブ。AC電流プローブとAC/DC電流プローブの2種類がある。広義にはロゴスキーコイルも電流を測定するプローブ(いわゆる電流プローブ)だが、電流プローブ(AC電流プローブやAC/DC電流プローブ)とは別に分類されることが多い。
電流プローブはトランスやクランプの応用製品なので、電力測定器やクランプ電流計などの現場測定器のメーカが多くの電流プローブ(電流センサ)をつくっている。これらはカレントプローブやクランププローブ、クランプセンサなどの名称で商品化されている。品名は様々だが、分類時のカテゴリー名称としては電流プローブや電流センサが一般的である。
AC電流プローブは受動素子だけで構成されるので「パッシブ(受動)型」、AC/DC電流プローブは能動素子を使用しているので「アクティブ(能動)型」に分類される。