計測関連用語集

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詳細説明

電気学会 全国大会 附設展示会

読み方:

でんきがっかいぜんこくたいかいふせつてんじかい

カテゴリー:

#電源装置 #障害・EMI試験器 #オシロスコープ #エミュレータ #規格/団体/イベント

一般社団法人 電気学会が毎年3月に開催する発表・講演会を全国大会と呼んでいる。英語表記はAnnual Meeting of the Institute of Electrical Engineers of Japanである。日本語に翻訳すると「日本の電気技術者協会の年次総会」だが、Institute of Electrical Engineers of Japanは「電気学会」と呼ばれ、略称はIEEJである。応用物理学会はJSAP(読み方:ジェイサップ)の表記を多く使っているが、電気学会はIEEJという略記をあまり露出せず、「電気学会」という表記が多いと筆者は感じる。JSAPやIEICE(電子情報通信学会)は同様に3月に発表・講演会を開催するが、併設展示会はJSAP EXPOIEICE EXPOと称している。電気学会は「電気学会 全国大会 附設展示会」で、IEEJ EXPOというようなアルファベット表記ではない。また全国大会の名称も「令和7年 電気学会 全国大会」で、応用物理学会の「JSAP EXPO Sprig 2025」などの表記とは一線を画す日本語表記をしている。学会のホームページで、全国大会のシンポジウム講演一覧ページの名称は「IEEJ 2025」なる表記になっているが、外部への公開資料にはそのような表現はしていない(HPのページ名称をIEEJ2025としているにすぎない)。

令和7年(2025年)の附設展示会は明治大学の中野キャンパス 「1階 多目的室」で開催され、基本測定器の計測器メーカや、解析ツールメーカ(パワエレの回路シミュレータや電力系統RTDSなど)、電気メーカ、業界団体(日本パワーエレクトロニクス協会やパワーアカデミーなど)、大学(早稲田大学のPEP卓越大学院プログラムなど)が並んだ。
計測器の横河計測(デジタルパワーメータ電流センサを展示)、岩崎通信機(オシロスコープロゴスキーコイルB-Hアナライザ)、Mywayプラスは常連出展社である。東陽テクニカトルクメータを展示している。通信機器(装置)を展示する富士電機(株)や通研電気工業(株)、スマートメータの東光東芝メータシステムズ(株)、インバータのトヨタテクニカルディベロップメント(株)も常連のようである。(株)第一エレクトロニクス/不二電機工業(株)と通研電気工業の2つのブースはIEC 61850対応製品を展示した。東京電力ホールディング(株)や三菱電機(株)、(株)日立製作所、東芝エネルギーシステムズ(株)もパネル展示をしている。ルネサスエレクトロニクス(株)やヌヴォトンテクノロジージャパン(株)という半導体デバイスメーカのブースもある。JMAG(ジェイマグ)の(株)JSOLやRTDSの(株)J-POWERビジネスサービス、RT-LABを販売する(株)NEATなど、シミュレーション・解析ソフトウェアも勢揃いしている。令和7年はリゴル(オシロスコープやAWG)、ヘッドスプリング(インバータや回生型双方向電源)も参加している。出展は総勢40の企業・団体で、約150社が出展するJSAP EXPOには及ばないが、10~20社程度のIEICE EXPOよりは賑やかな展示会である。

基本測定器、パワエレと系統のシミュレーション、通信機器(伝送装置や端末)、業界団体(PWELなど)が、電気学会に関連する(電気学会の先生たちがお得意様の)企業・団体であることが、出展社から推測される。蓄電池を展示しているオムロンソーシアルソリューションズ(株)は社名のsocial solutionが示す通り、「社会インフラの機器」を製造・販売するオムロンのグループ会社である。つまり、電気学会は「電力の社会インフラ」を担当する学会といえる(「通信インフラ」は電子情報通信学会の範疇なので、IEICE EXPOにはNTTやNICTが出展している)。
Mywayプラスは古くから電気学会の全国大会に参画していることがTechEyesOnlineのインタビュー記事で語られている。

参考用語
参考記事
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