質量測定機器
(mass measuring equipment)
一般社団法人日本計量機器工業連合会の「2022/2023計量計測機器総覧」では、質量測定機器の機種名として、天びん(電子天びん、分析用天びんなど)、商業用はかり(一般小売用の上皿自動はかりなど)、台はかり(郵便用はかりなど)、工業用はかり(車両などの重量物を測定するトラックスケールなど)の記述がある。「はかり」や「天びん」という表記がされている(秤や天秤ではない)。
台はかり、電子天びんなどは国産の大手計測器メーカ、エー・アンド・デイがラインアップしている。一部の業種の工場の生産ラインでシェアが高い(TechEyesOnlineは計量計測展2022でエー・アンド・デイを取材)。精度の高い(精密な)分析天びんは、科学分析機器のトップベンダーである島津製作所が有名。大型で生産ラインに組み込まれるような製品や重量物を測定する工業用はかりを、国産の大和製衡やイシダ(新光電子)、クボタなどがつくっている。海外メーカのメトラー・トレド、ザルトリウスは世界市場トップシェアで、日本法人もある。エー・アンド・デイなどの国産メーカは、分析天びんは海外比率50%以上だが、安価なはかりの輸出比率は低い。日本では品質が重視されるが、海外では値段がすべてという地域も多く、あまり商売にならない。つまり国内メーカは輸出では分析天びんなどの高付加価値な機種群に注力している。

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