計測器輸入商社
(measuring instrument import trading company)
東陽テクニカは計測専門の輸入・技術商社として広範囲にメーカやカテゴリーを取り扱っている(※)が、半導体やエレクトロニクス機器の商社が計測器を取り扱うケースは少なくない。たとえば世界的な計測器メーカのhp(現キーサイト・テクノロジー)は、1963年にYHPができるまでは関商事(セキテクノトロン ※※)が販売店だった。伯東(サーモストリーム)や理経なども計測器を取り扱っている。丸文は古くから計測器を取り扱い、振動・騒音関連のセンサからRFパワーメータまで、幅広いラインアップがある。
コーンズテクノロジーはスタンフォードリサーチなどの計測器を取り扱っているが、最近は通信計測器が増えている(VIAVIやオーディオプレシジョン、Bluetoothのプロトコルアナライザなど)。EMC機器のMWF(マイクロウェーブ・ファクトリー)はコーンズテクノロジーの傘下で、「コーンズRFエンジニアリング」グループに所属している(TechEyesOnlineはRohde & Schwarz Technology Symposiumの展示を取材)。FLIR(日本法人:フリアーシステムズ)のサーモグラフィーなども取り扱っている。
国産計測器メーカの大手販売店としては日本電計株式会社や東洋計測器株式会社が有名だが、両社ともに最近は海外計測器の輸入を増やしている。東洋計測器は秋葉原の計測器ショップとして現場測定器などの基本測定器を販売しているが、2022年頃から無線LANのアナライザ、NetAllyの国内総代理店である。温度や圧力などの校正用の標準器は株式会社大手技研や三協インタナショナル株式会社が販売店をしている(日本NCSLI技術フォーラムの出展をTechEyesOnlineで記事化)。
(※) 東陽テクニカは自動車を中心とした運輸機器の振動などを計測するセンサからロガーまで幅広くラインアップ(2017年の同社のフェア(自社イベント)をTechEyesOnlineは記事化)。IP負荷試験器のTestCenter(SPIRENT Communications、スパイレント)やLANプロトコルアナライザのSniffer(スニファー)など世界No.1の通信計測器を取り扱っている。燃料電池(FC)などのインピーダンス計測や特殊電源を、二次電池展やH2&FC EXPO(水素・燃料電池展)に出展している。また、自社ブランド製品も複数ある。
(※※) 関商事株式会社は1948年設立で、高周波部品や半導体検査装置、理化学機器、計測機器の輸出入をした。1989年にセキテクノトロンに社名変更し、2010年にコーンズドッドウェル(現コーンズテクノロジー)の子会社になり、2012年に吸収合併されている。
参考記事
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会員専用【フェア取材記事】市場の変化と技術の進歩に応じて自動車の開発に貢献する東陽テクニカの最新ソリューション ---- Day1 Future of Transportation (Part1)東陽テクニカの自動車関連の計測器。
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会員専用【イベントレポート】Rohde & Schwarz Technology Symposium 2024 ~ 創立90周年記念企画 3ページ目MWFのESD(静電気放電)可視化システム。
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会員専用【展示会レポート】センサエキスポジャパン 2017 2ページ目コーンズテクノロジーのハプティクス技術。
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会員専用【イベントレポート】第32回 日本NCSLI技術フォーラム 2ページ目三協インタナショナルの高精度温度計、圧力コントローラなど。
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会員専用【イベントレポート】第26回日本NCSLI技術フォーラム 2ページ目大手技研の圧力標準器など。
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