自動計測
(automatic measurement)
コンピュータを使って計測器を制御して測定させること。1960年代にHPが作った計測用のインタフェースHP-IBは、後にIEEE(アイ・トリプル・イー)で標準化されGP-IBとして規格化された。GP-IBによる自動計測システムは、多くの計測器を校正する標準室などに導入されている。
GP-IBによる自動計測とは別に、PXIやLXIによるモジュール式計測器での自動計測がある。また、最近普及したUSBによる方法も、制御する計測器の台数が少なければ簡便に自動計測が可能となった。ただし、校正室に導入されている自動計測の仕組みはGP-IBを使って完成されているので、他のインタフェースに置き換わることは難しい。校正向けの自動計測(自動校正ソフトウェア)はフルークが注力している。