瞬低
(Instantaneous drop)
「瞬時電圧低下」のこと。瞬間的に電圧が低下する現象で、JIS(日本産業規格)では、「瞬低」のことを「電圧ディップ」と呼び、「電力供給システムのある地点において発生し、短時間で復帰する突然の電圧低下」と説明している。ACコンセント(電力系統)から電源供給されて駆動している電子機器には電源変動の許容値があり、仕様を越える瞬低があると機器の動作が不安定になり、電源を落として(power off)停止する場合もある。
電圧低下の定量的な規定(何ボルト下がったら、何秒間続いたら、瞬低か)はない。
dipは「下がる」の意味。
電圧がゼロになる(停電する)と「瞬停」や「瞬断」と呼ばれ、瞬低とは区別されている。