直流電源
(DC power source)
直流の電圧・電流を発生する測定器。計測用電源はAVRを装備して出力変動を抑えているので、安定化電源と呼称されることが多い。直流電源は別名:DC電源とも表記される。また、CV/CC電源とも呼ばれる。直流電源の多くがCV/CC電源で、ほかにバイポーラ電源などがある(以下の参考記事の冒頭に計測用電源の分類がある)。
直流電源(DC source)と直流電圧電流発生器(DC voltage current generator)との違いは難しい。電源と電圧電流発生器はほとんど同じ機能だが、校正や点検などの用途で標準器として使うモデルは電圧電流発生器と呼ばれている。
電気機器を動作させる目的で使われるDC電源(CV/CC電源)は電圧/電流レンジによって多くのモデルがあり、利用者は適切なレンジの機種を選んで使用する(18V/1Aや35V/3A、250V/0.2Aなど)。電機メーカの実験室ではオシロスコープと同じくらい多くの台数の直流電源が使用されている。校正に使われる電圧電流発生器はDC電源よりも出力の精度が一般的には高い。SMUはDMMのような電圧・電流測定機能を持った特殊な電圧電流発生器である(以下の参考記事が詳しい)
また電源はパワーサプライ(power supply)と呼ばれることがある。「電力(power)を提供(supply)するもの」という意味である。停電時に電子機器を守るのが無停電電源(通称UPS:Uninterruptible Power Supply)である。出力がDCのUPSは特殊な直流電源の1種(または蓄電池)といえる。
自動車の電動化(EV)など、インバータやモータ、電池などの開発・試験には回生型の直流電源が使われる(電力回生型双方向電源など)。回生型の電源は電子負荷装置の機能があるので、一般的な直流電源とは異なるが、太陽光発電(PV)用のインバータ(パワーコンディショナ)が研究・開発され始めた2000年代から登場し、現在は菊水電子工業のようなDC電源の主力メーカもラインアップを増やしている。自動車市場では大容量の回生型DC電源の需要があり、単価が高いため、直流電源の中で大きな売上を占めるようになっている。以下に高砂製作所の取材記事がある。



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