液体クロマトグラフィ
(liquid chromatography)
化学分野で使われる定性・定量分析手法の1つ。医療や製薬、食品、環境などの分野で広く使われている。クロマトグラフィは、混合物を各成分に分離して解析するための化学的手法を指す。これを液体で行う場合は液体クロマトグラフィ、ガス(気体)で行う場合はガスクロマトグラフィという。
液体クロマトグラフィを行う装置を液体クロマトグラフ(liquid chromatograph)という。略して「液クロ」と呼称される。ガスクロマトグラフィは同様に「ガスクロ」。液クロのメーカはLGと略記することが多い。
メーカは国産では島津製作所がトップベンダ。海外メーカではジーエルサイエンスやアジレント・テクノロジーがラインアップしている。科学分析の展示会であるJASISには世界中の液クロが勢ぞろいする。科学分析といえば、ガスクロ、液クロが一番の代表製品。nano techにも出展されている。
液体クロマトグラフィーという表記(語尾を伸ばす)が多いが、本稿は技術解説なのでJISの「2音節は長音、3音節以上は長音省略」に倣い、語尾を伸ばさず「液体クロマトグラフィ」としている。
日本分析機器工業会(JAIMA:Japan Analytical Instruments Manufacturers' Association)のHPに詳細説明が掲載されている。
余談だが、クロマトグラム(chromatogram)ということばもあり、「クロマトグラフで取得した結果をグラフで表現したデータ」を指す。


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