歩留まり
(yield)
製造プロセスの効率性(生産全体の成果)の指標。たとえば使用した材料・作業と完成した良品数の比。または、生産過程で投入した原料や材料に対して、実際に得られた製品の割合。製造業ではコストに直結する重要な指標とされ、歩留まりが高い(良い)ほど、少ない材料で多くの製品を生産できることを意味する。歩は割合、留まりは「完成品がたまる」こと。英語ではyield(収率)やyield rateと訳されている。タクトタイムと同じく生産ラインや製造現場で使われる用語である。
歩留まりとは日本語の熟語として独特のことばである。「完成品がたまる割合」であることを熟語から想像するのはほぼ無理である。この言葉をつくった背景や意図は何なのか明確に説明してほしい、と筆者のような生産現場の素人は思う。なぜこのようなわかりにくい用語をつくったのか?「歩が留まる」では何のことかまったくわからない。たとえば歩留まりが「全体に対する成果の割合」ならば、「全体成果率」や「全成率」、「全果率」などの呼び方にしたら、おおいにスマートな製造用語としてのネーミングだったと思う。

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