教材
正確には計測器ではないが、計測器メーカがラインアップしているので解説する。計測器は理工系の電気の学生実験で良く使われる。先生が実験内容を考案する際、実験したい回路構成を1枚のパネルや機器に作りこんで、各端子にわかりやすく意味を印刷し、「A端子とB端子を〇〇でつなぐ」などの実験手順書が揃った教材があると、大変便利である。そこで計測器メーカに仕様を示し、そのような機器(教材)を作らせることがある。
学生実験で使う教材は計測器よりもローテクなので、その商品化は計測器メーカにとってはたやすいことだが、多くの学生が扱う器材はケーブル断線から始まり故障や破損が起きやすいので、堅牢な設計など、教材特有の商品化ノウハウが必要となる。ケーブル1本でも簡便に補充購入できるサービス体制も求められる。また先生によって好みがあり、標準化による売上増が難しかったり、計測器ほど単価も高くはならない。そのため、ほとんどの計測器メーカは特別な事情がないと、教材を標準品にはしない。
岩崎通信機の電子計測機器ページには教育用実習機器ITFシリーズがラインアップされている。ユニバーサルカウンタ、ファンクションジェネレータ(FG)、デジタルマルチメータ(DMM)などの比較的安価な基本測定器を教育市場(学校)向けに同社が長年提供してきたことを伺わせる。
計測器情報:岩崎通信機の教材製品の例
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