商用電源
(commercial power supply)
発電所から需要家(一般家庭や工場)へ供給されている電気のこと。日本で供給されている商用電源は交流で電圧100V(主に単相)と200V(単相/三相)がある。東日本は50Hz、西日本は60Hzと、地域によって周波数が異なり、国として統一されていない。ヨーロッパは60Hz、北米(米国、カナダ)は50Hzである。50Hzや60Hzを商用周波数と呼ぶ。世界的に発電所からの送電は交流だが、最近は直流送電(HVDC)も実用化されている。
発電所から送電線や変電所を経由した商用電源は、一般家庭には柱上トランスから100Vが供給され、屋内のコンセントにつながっている。電気機器はAC電源ケーブルをコンセントに差し込んで100Vを供給され、内部の電源回路がDCをつくり、機器を動作させる。可搬型のパソコンなどはACアダプタを使って機器に直接、DCを供給している。一般に電気機器を駆動している電源は交流ではなく直流である。そのため、大電力を使うデータセンタなどでは交流を直流に変換するロスをなくすために直流送電(給電)が導入されている。



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