光アイソレーションプローブ
オシロスコープのプローブの1種。テクトロニクスが有名だが、テレダイン・レクロイや岩崎通信機、HBK(旧HBM)などもラインアップがある。オシロスコープに電気信号を取り込む際に、DUTにプローブ先端を接触した後で、電気から光に変換して伝送し、オシロスコープの入力コネクタの近傍で光から電気に再変換して入力する。たとえば強電磁場やノイズが多い工場内などで電気信号を観測する際に有用である。
テクトロニクスのA6906シリーズは大変重宝された名器だったが、部品の製造中止などの諸般の事情で生産中止となり、適切な代替え製品が無い状況が続いた(その間はHBMや岩崎通信機の製品が流通した)が、テクトロニクスは2016年頃にTIVM/TIVHシリーズを発表して、市場でのシェアを高めている。
参考用語:光絶縁プローブ