低周波EMC
(low frequency EMC)
電力系統などから供給される交流電源の商用周波数(50Hz/60Hz)とその高調波成分(数十kHz程度まで)におけるEMC(電磁両立性)。機器から電源ラインへ高調波電流を放出する(エミッション、EMI)と、機器が電源ラインから受ける電圧変動や高調波の重畳(イミュニティ、EMS)に関する規格・試験を指す。
多くの電気・電子機器が商用電源に接続されているため、電源網に高調波が蓄積して電圧品質が低下すると正常な機器に悪影響を与えるので、電源ポートでの低周波EMC評価がIECやJISなどで規制されている。高調波電流: IEC 61000-3-2, JIS C 61000-3-2 など、フリッカ: IEC 61000-3-3, JIS C 61000-3-3 など、電圧変動・サージ: IEC 61000-4-11 などである。
エヌエフ回路設計ブロックは低周波EMCに注力し、最新規格を紹介する冊子を毎年 発行している。同社の交流安定化電源、インピーダンスネットワークと横河計測のパワーアナライザ、測定・解析ソフトウェアを組み合わせた試験を2社は提案している。横河計測のソフトウェアも規格の更新に追随して更新されている。

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