主機
(main machine)
システムの機能に直接かかわる機器を指す。「主な機器(機械)」の意味。自動車を走行させるエンジンや発電所で電力をつくりだすタービンや発電機は、それぞれのシステム(自動車や発電所)では主機にあたる。主機を補助する周辺機器は補機(ほき)と呼ばれる。「補助する機器(機械)」の意味。
一般財団法人 新日本検定協会は「船と港の用語集」で、「主機: Main Engine / Main Machinery 船を推進させる主力の機関をいう。大型外航船の場合ほとんどディーゼル機関または蒸気タービンである」と解説している。主機をGoogleで英訳するとmain engineになる。ただし原子力発電所で、タービンや発電機のメーカがこれらを主機といっていたのを筆者は聞いている。三菱重工業は明治に造船業(長崎造船所)から始まった重電メーカで、タービン工場は神戸造船所という。重電の始まりである船で使われた主機、補機が、以降の重電機器でも使われていると推測される。
主目的を達成するための動力源が主機、主機をサポートする付帯設備が補機である。補機が故障すると主機の機能が低下する(または停止する)が、主機が止まるとシステムは動作することができない。主機はシステムの根幹(核)の機器である。

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