モビリティ
(mobility)
和訳すると「可動性、流動性」。具体例としては、人の移動に使われる乗り物としての、電車や自動車のこと。特に自動車分野をさしていることが多い。ビークル(Vehicle)は車両の総称なので自動車をさすことが多い単語だが、不動産分野の意味もある。自動車をさす言葉としてはオートモーティブ(Automotive)が一般的。「モビリティ」は主に自動車関連分野をさしていることが多いが、(ハードウェアである)自動車を包含して、サービスなども含んだ「移動手段分野」とでもいう意味で使われている。
似た言葉のmobile(モバイル)は「移動性」、「携帯性」の意味で、モバイル通信の代表が携帯電話である。そのためモバイルは移動体通信のことを意味することが多い。モビリティは自動車、モバイルは移動体通信で、似たことばだが意味する市場や分野が全く異なる。
計測器業界では自動車市場(や自動車向け製品)はオートモーティブ、移動体通信などの無線関連はモバイル(やワイヤレス)と表現し、モビリティはあまり使われない。
自動車の大きな展示会に毎年1月に東京ビッグサイトで開催される、オートモーティブ ワールドがある。構成展の1つでる「カーエレクトロニクス技術展」には多くの計測器が出展される(以下の参考記事で取材)。
参考記事
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【展示会レポート】第39回ネプコン ジャパン / 第17回オートモーティブ ワールド 3ページ目リゴルのオシロスコープ(12ビット、8chなど)。
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会員専用【展示会レポート】カーエレクトロニクス技術展 Part1 計測器メーカ編グラフテックのロガー、ナックイメージテクノロジーのハイスピードカメラ、アドバンテストの無線データロガー。
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会員専用【展示会レポート】カーエレクトロニクス技術展 Part2 サービス関連企業編デンソーEMCエンジニアリングサービス、沖エンジニアリング、横河レンタ・リース。
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会員専用【展示会レポート】第1回[名古屋]カーエレクトロニクス技術展(カーエレ 名古屋)ゼネラル物産のデバイス温度試験装置、イザベレンヒュッテの電流センサ、ネクスティエレクトロニクスの自動運転シミュレータなど。
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