マルチメータ
(multimeter)
電圧、電流、抵抗などの測定機能を一つにまとめた計測器。マルチな(多種類に対応した)測定器(メータ)という命名。ハンドヘルドな形状で電子工作の際に重宝に使われたり、電気工事の作業者が携帯して使い、テスタと呼称されることも多い。古くは指示計器(文字盤の上を針が振れて止まった場所の数値が測定値になるアナログ表示のメータ)だったため、アナログマルチメータが多かったが、現在の主流はデジタル表示のモデルである(デジタルマルチメータ、DMM)。現場向けのハンドヘルドのテスタを多くラインアップする三和電気計器では「アナログマルチテスタ」、カスタムでは「アナログテスタ」という品名のモデルがある。各社の名称は不統一である。
ただ「マルチメータ」という品名のモデルは少なく、製品名というより、カテゴリー(機種群)の名称ともいえる。回路計(テスタ)のことをマルチメータと呼んでいることもある(海外では回路計はmultimeterと呼ばれる)。また、デジタルマルチメータが普及し、それ以前のアナログモデル(針が振れるアナログ表示)も包含して、マルチメータと呼称することもできる。つまり、意味が広範で、使用者によって様々な使い方をされることばである。

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