マイクロメータ
(micrometer)
ねじを回転させ、その回転角に比例して移動する距離を精密に測定する機器。精密なねじ機構による「精密長さ測定器」。本尺と副尺によって長さを計測するノギスよりも高精度だが、ノギスよりも測定に時間がかかる。測定レンジは25mmごとに決められている(0~25mm、25~50mmなど)。語源はmicro(小さい)とmeter(測定)を組み合わせた造語で17世紀後半から使われ始めた。ノギスとともに、精密な長さ測定の代表モデルである。
ノギズやマイクロメータ、ストップウォッチは原子力発電所の定検で良く使用される。
メーカはノギスとともに株式会社ミツトヨが有名。シチズンファインデバイス株式会社は接触式変位センサ(電気マイクロメータ)という製品をつくっている。いわゆる電気計測器メーカはマイクロメータはつくっていない。
計測器情報:マイクロメータの製品例